弊社では社内教育として
施術者の知見・技術向上のための勉強会を
定期的に開催しております。
その一環として、社外からも講師をお呼びして
医療講演会を開催しております。
タイトル
さわってわかる?
低栄養・脱水予防
日時
2020年1月20日(月)18:50~
講師
安田淑子先生
K-WORKER認定栄養ケア・ステーション
管理栄養士
今回ご協力いただいたのは、
栄養ケアを通じて、地域全体の食・栄養に関する相談や、健康づくり・重病化予防に取り組まれている、
管理栄養士の安田先生。
栄養・脱水をキーワードに多岐にわたる解説をしてくださいました。
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・さわってわかる低栄養①
~体重等のデータが無い場合
1)膝高測定式、下腿周囲長測定法
2)上腕周囲長測定、上腕三頭筋皮下脂肪厚計測
3)指輪っかテスト
・血液検査から見つける低栄養
アルブミン値、コレステロール値、ヘモグロビン値
・さわってわかる低栄養②
~血液検査していなくても
こんな爪は鉄欠乏のサイン
・低栄養、負のスパイラルで脱水もサルコペニアも
・さわってわかる脱水
体の各所を見たり触れたりしてわかる基準
・食事量と脱水
この料理の水分量は?
・脱水予防
①しっかり食事
②水分は液体とは限らない
・サルコペニアの原因
高齢者は栄養摂取時の筋タンパク同化力が減少
・たんぱく質の必要量
30代女性=0.9g /日/体重1kg当たり
70代女性=1.06g/日/体重1kg当たり
・キーワードはダブルプロテイン
・サルコペニアは口にも喉にも
・嚥下調整食とは
・在宅での視点は
うまく食べられない
~かたさ、付着性、凝集性
・さわってわかる食べる力
握手してみると
・うまく食べられない時の食事の工夫
・栄養補助食品や配食弁当
・濃厚流動食を美味しくする工夫
①冷やす②固める③混ぜる
・地域で食の課題に対応します
在宅ケアに関わる者として、
食の問題は非常に重要です。
相談や悩みを聞くこともしばしば。
少しでも、ご利用者やそのご家族も含め、
関係者の方に悦んでいただけるように、
今後も東京在宅サービスでは
訪問マッサージの技術や接遇の研鑽を
続けて参りたいと考えています。
在宅ケアマッサージ 東京在宅サービス
教育部 一同